アマクサギ
もうすぐ10月になり、秋もどんどん深まってきます。花の少ない季節ですが、ところどころで見かける白い花。アマクサギの花です。葉っぱをちぎると、臭気があるのでこんな名前が付いています。かわいい花からはあまり連想できませんが、独特な臭い香りがします。少し癖になりそうな漢方ぽい臭いなのですが、島の人は、若葉をみそ汁の具に使ったりもします。
アマクサギよりも強い香りのする「クサギ」は、日本全国に分布していますが、この屋久島に生えているアマクサギは九州南部以南で見られます。
花は7月頃から咲き始めるので、もうそろそろ終わる時期ですが、花と入れ替わりに藍色の実が見られるようになりました。実の周りには目立つ紅色の萼が付いています。この藍色の実、染め物にするととてもきれいな瑠璃色に染まるそうです。
秋も深まると、次第に果実が見られるようになります。その果実は食べられるか?誰が食べるのか?何に使えるか?・・そんなことを考えながら見るのも、森を歩く楽しみのひとつになりますよ。
'06/9/24update |