オオゴカヨウオウレン
苔が生えている中を目をこらしてよく見ると小さな花が咲いています。オオゴカヨウオウレンです。屋久島の固有種で標高400m〜1000m辺りで2〜3月頃に見られます。
「バイカオウレン(別名ゴカヨウオウレン)」に似て梅の花のような白い花を咲かせます。そして「黄連(おうれん)」という名前からも分かるように黄色味がかった根茎は胃腸薬として漢方にも使われます。
ぱっと見ると白い花びらに黄色い雄しべ・・・と思いがちですがよく見てください。中央に緑色の雌しべ、その周りに白い雄しべがあります。あれ?それではその周りにある黄色の丸い物は・・?
この黄色い物はとっても小さいですが実はこれは花びらです。そして花びらに見える白い物の正体は実は顎(がく)なのです。
ぱっと見た印象とは違う何かが隠されている植物はたくさんあります。(花びらと思ったら顎だった!花びらと思ったら葉っぱだった!etc・・・)一度思い込みを取っ払って観察してみてください。
'08/3/5update |