屋久島自然情報-

屋久島は、とても自然のバリエーションの豊かなところです。
その自然の表情を折に触れてお伝えいたします。


ここ数年の月別屋久島自然情報がわかります。
屋久島へお越しの方は、来島月をクリックしてご参考になさってください。

 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月

ハイノキ   

ハイノキ

この時期屋久島の森を歩いていると、新緑の中にハイノキが満開に花を咲かせています。今年は当たり年との事で、いつもよりたくさんの花を咲かせています。

ハイノキは『灰の木』と書き、和名の由来は、灰汁をとるため枝葉を焼き、出来た灰を染物の媒染剤として使っていたことから、この名前がついたと言われています。

暖地に生える常緑の広葉樹で、高さは4メートルほどになる小高木です。葉のつけ根に短い総状花序をつけ、3〜6個の白い花を開きます。

葉っぱの先がすっと細くなっていて、山道でもわりと見つけ易い植物なので、是非探してみてください。

'12/5/16update


ムネアカオオアリ1

ムネアカオオアリ2  
 

ムネアカオオアリ

6月の屋久島は梅雨で雨の日々ですが、晴れる日もあります。

晴れた日の縄文杉ルートを歩いていると、大きなアリに良く出会います。ムネアカオオアリです。

ところが6月は普段見るムネアカオオアリよりも一回りおおきなものに時々出会います。

それが結婚旅行中のムネアカオオアリの女王アリまたは雄アリです。

写真のアリはムネアカオオアリの女王アリです。

雄のアリとの区別の仕方ですが、雄は腹部のみに赤みをおびる。
女王アリは胸の部分まで赤みがあるそうです。

アリの巣が大きくなり成熟すると、生殖能力をもった羽アリが産まれ外に飛び立ち、その際に女王アリは一生分の精子を雄アリから受け取るそうです。

雄アリはその後死んでしまいます。

下の写真は、まさに女王アリが交尾をすませて、地上に降り立った瞬間です。


'11/6/9update


あかがね   

アカガネサルハムシ

屋久島も4月下旬に差し掛かり寒い日もありますが、里では半袖でも
すごせる日がでてきました。

例年だと山岳部の森でもいろいろな虫を見かけ始める季節です。
今年は1週間半ほど季節が遅れています。

ところで写真の虫の名前はアカガネサルハムシです。
里〜白谷雲水峡ぐらいで4月下旬以降たまに見かけます。
とても色がきれいな虫で虫嫌いの人でも好きになれるかも。

この虫の亜種でトカラ列島には全体が金緑色のものが、奄美には背面
が青緑色のものが生息しているそうです。屋久島とそれほど距離は離れていないのに色が違うのが面白いですね。

虫好きなかたは各地のアカガネサルハムシを見るために旅行する方もいらっしゃるそうです。

本州でも庭先にいる可能性がある虫ですので、庭を観察してみては
いかがでしょう。

'11/4/24update


アセビ  

アセビ

今年の屋久島は例年よりも寒い春でした。
先日(4/19)も宮之浦岳では新たに5cmほど雪が積もりました。
季節の移り変わりが1週間半ほど遅れているように感じています。

ところでこの木の名前はアセビです。
屋久島では標高1000mぐらいから生えている常緑の低木です。
だいたい4月下旬ぐらいから淀川登山口〜黒味岳、宮之浦岳で咲き始めます。白い花が春の涼しい風にぴったりです。

和名は馬酔木(あせび)で、馬がアセビを食べると酔ったようにフラフラになるところから名前がついています。

有毒な植物で枝葉の煎じ汁を、汲み取り便所や野菜の害虫駆除に使っていたそうです。

'11/4/24update


スモモ

  スモモ

寒さが和らぎ少し暖かくなってきて、冬の終わりと春の始まりを味わいながらゆっくり農道をドライブしていると、ひときわ鮮やかな白が目にとびこんできます。スモモです。白く小さい花を枝いっぱいに咲かせている姿は、いのちそのものがぷちぷちはじけているようで本当に心が躍ります。
 
バラ科というとリンゴ、ナシ、アンズ、サクランボなど名だたるおいしい果物の名前がズラリと登場します。屋久島にあるスモモは酸味が強いものが多いです。でも、その酸っぱさが加工するのに適していて、熱を加えるととてもおいしいジャムができます。程よく残った酸味と熱によって引き出された甘みのハーモニーが絶妙です。

また、果実酒にしてもとてもおいしいので、スモモ酒は屋久島の家庭で今でも盛んに作られています。夏に実った果実をお酒に漬ければ、その翌年、枝いっぱいに咲かせた白い花を見ながら、スモモ酒を頂く…なんてこともできてしまいます。

なにかと心躍るこの季節を様々なかたちで楽しませてくれる本当に美味しい樹木です。

'11/3/7update



屋久島HOME

エコツアースピリチュアルツアーよくある質問/Q&Aスタッフblog屋久島自然情報
料金・お申込み資料室取材コーディネートお役立ちリンク集屋久島HOME