ゲットウ
6月に入ってから道路沿いで見かけるようになった、ゲットウ(月桃)の白い花。九州南部に分布するショウガの仲間です。秋になると赤い実を付けるのですが、部屋にちょっと飾るのに良いアイテムです。私は一昨年に採ったゲットウの実をずっと飾っています。
ところで、このゲットウの葉っぱ、抗菌作用があることから沖縄ではこれで餅菓子を包み、それを「ムーチー」と呼びます。旧暦の12月8日には、各家庭でムーチーを作り仏壇に供えたり、軒下に吊して1年の厄払いのまじないとするなど、沖縄の人々にとっては馴染み深いものとなっているようです。
屋久島では、このゲットウの仲間のアオノクマタケラン(ショウガ科)を使って、おにぎりを包んだり、お団子を包んだりします。葉っぱ自体がとても良い香りがするので、お弁当の美味しさも倍増します。
地域によって様々な呼び名があるそうですが、沖縄では「サンニン」、奄美大島では「サネン」などと呼んでいるそうです。その他の地域ではどんな呼び名があるのか?どんな利用法があるのか?身の回りの植物との関わり方を見つめてみるのも面白いです。
屋久島に来たら、ぜひ『葉っぱ弁当』を食べてみてください。
'06/6/26update |